母の日のカーネーションをドライフラワーにする方法を確認してみました!
シリカゲルを使って埋めて作る方法もあるということですが、オーソドックスにカーネーションを吊るすだけでもドライフラワーはできるのでしょうか。
不器用な私でも作りたい!できるだけ簡単にできる方法をご紹介します。
母の日のカーネーションをドライフラワーにしたい!
母の日に贈るカーネーション。
切り花がいいのか鉢植えがいいのか、毎年少しずつ変えてみながら母に贈っていますが、どうやら鉢植えはその後の管理が大変な模様…。
でも切り花ではすぐにしおれてきてしまうし、いつもこの時期になるとどれを送ろうか悩んでしまいます。
「いっそのことカーネーションじゃなくてもいい?」と血迷った年もありまして、あまり管理の要らなそうな鉢植えの別の花を贈ったこともありましたが、反応はイマイチ。
やっぱり「母の日=カーネーション」が定着しているので、別の花ではあまり気分も盛り上がりませんでした。
回りまわって、結局切り花のカーネーションで落ち着いています。
さてそのカーネーションですが、「どうせ日持ちしないで枯れてしまうのならドライフラワーにして長く楽しんでもらいたい!」と思いまして、失敗しないでドライフラワーにする方法を確認してみました。
カーネーションをドライフラワーにする方法は4種類
ドライフラワーのイメージは、やっぱり「吊るすだけ」。
そんな方法でしっかりドライフラワーになるのかと疑問だったのですが…、できるようです。
何でもカーネーションは花びらの枚数も多いし大変だと思われがちですが、数ある花の中でもドライフラワーにしやすい花なんだとか。
これはぜひ作っておくしかないですね。
花を逆さまにして吊るすだけの方法は「ハンギング法」
直接日が当たらなくて風通しのよい場所を選んで、洗濯ばさみなどで挟んで吊るします。
束になっていると水分が抜けにくいので、できれば1本ずつにして余分な葉っぱはあらかじめ取り除いておきます。
吊るし始めて1週間~2週間ほどでドライフラワーが完成します。
「シリカゲル法」は茎を短く切る必要あり
シリカゲルという水分を吸収してくれる素材を使って、カーネーションを完全に埋めて乾燥させる方法です。
花びらが見えなくなるまで全部埋めますから、茎はできるだけ短く切り取っておきます。
タッパーなどにシリカゲルを敷き詰めて、カーネーションを入れたらその上にまたシリカゲルをたっぷりと振りかけます。
約1週間でドライになります。
このシリカゲル法でドライにしたあとは、そのまま取り出しただけで放っておくと、色が褪せてしまったりまた湿気を吸ってしおれてきたりします。
ですのでシリカゲルから取り出した後は密閉できる瓶に入れて保存したり、ハーバリウムにするなど手を加える必要があります。
小さい花ならレジンでアクセサリーを作るのもいいですね。
「ドライインウォーター法」でもドライフラワーに
こちらは飾りながら少しずつ水分を蒸発させてドライフラワーにしていくという方法です。
吊るす手間もないのでこっちの方が簡単かもしれません!
花瓶に数センチの水を入れ、普通にカーネーションを挿しておきます。
水が無くなってしまっても追加はしません。そのままにしておき1週間~2週間で水分が抜けきりドライフラワーになります。
気をつける点としては、ハンギング法と同じくできるだけ風通しの良い場所に置いておくこと。
それから直接日の当たる場所には置かないこと。
普段は、しっかり水を交換して最後にはお花の首が折れて終わっていましたが、「ドライインウォーター法」と考えれば水も換えなくていいし、花も無残な姿にならずそのままの形でドライフラワーになってくれるなら言うことないかもしれませんね。
ただし2週間と時間もかかる分、色が褪せてしまいやすいというデメリットもあります。
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カーネーションの色も残したドライフラワーにしたいなら「グリセリン法」
グリセリンを使ったドライフラワーは、プリザーブドフラワーに近いような感じで、完全にドライになるというよりは半生状態のような仕上がりです。
作り方はこちらも簡単です!
まず、グリセリン1に対して熱湯3を混ぜ合わせて「グリセリン溶液」を作ります。
冷めたらカーネーションの茎をグリセリン溶液(3㎝~5㎝)に挿して、冷暗所で保管します。
1週間~10日ほどで葉っぱの表面にグリセリンが水滴のようについていれば完成。
自然乾燥をする他の方法に比べて、花全体のボリュームも保つことができるので見た目には一番きれいに仕上がりそうです。
カーネーションをドライフラワーにするなら鮮度の良い状態で!
ドライフラワーを作るには4種類の方法がありましたが、どれもそんなに手間がかからずにできるので全種類試してみたいところです。
ちょうどグリセリンも家にあるし…。
しかしどの方法も共通して言えるのは、カーネーションの鮮度の良い状態の時にドライフラワーにするということ。
しばらく観賞用にいつもの花瓶に入れておいて、そろそろしおれてきたから吊るしてドライフラワーにしようかな~、ではうまくいきません。
やるなら先にやってしまう!
当日にやれとは言いませんが、少しでも早くドライにしていった方がキレイなドライフラワーが完成します。
カーネーションをドライフラワーに!シリカゲルや吊るすだけで作る方法のまとめ
どれも簡単にドライフラワーにできるので、今年は吊るすだけの「ハンギング法」かグリセリンを吸わせるやり方で母に提案してみたいと思います。
色が褪せすぎるとただの枯れた花みたくなってしまうので、それならグリセリン法かな。
ただし、グリセリンで作るなら完全に開ききっていない花を使った方が成功しやすいそうなので、カーネーションが母の日に届いたら咲き始めたばかりの花を選んで作ってみると良さそうですね。
開ききっているカーネーションはそのまま観賞用でいつも通り楽しんだり、いくつかは吊るしてみたり、花瓶の水を少なくして「ドライインウォーター法」にしてみたり…。
あれこれ考えすぎてまた迷っています(^-^;
とにかく何もしないのはもったいない!
そのまましおれてしまうのを待つよりは、ドライフラワーにして長く楽しんでみてくださいね。
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