花粉症対策はいつから?食べ物や飲み物の体質改善で肌荒れにも効く!

生活に役立つ情報

毎年、春が近づいてくると悩まされるのが花粉症。

私も10年以上前に突然発症し、もれなく毎年鼻水、くしゃみ、目のかゆみが発生します。

季節が来ることが分かっていても、病院に行ってレーザーで鼻の粘膜を焼いたりするようなことは勇気が出ないし、症状が出てから対症療法でしかない薬を飲んで喉がカラッカラになるのもつらいし、それで鼻水は止まっても目のかゆみは治まらないし・・・。

花粉が怖くて子供を外に連れていくのもためらってしまいます。

そこで今回は、「体質改善には食事から」変えていこうと思いまして、食べ物や飲み物で花粉症対策をしていきます!

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花粉症の対策は食事療法で!効果のある食べ物は?

市販の薬や花粉症の治療というのは、アレルギー症状が出た結果それをおさえるという対症療法でしかありません。

もちろん、あのつらい目のかゆみや永遠に出てくる鼻水を止めたいと思うのは十分すぎるほどわかります。

でも、できるならアレルギー症状が出ないか、出ても軽い症状で治まればかなり楽になりますね。

毎日食べる食事を変えていくことは、簡単ではありませんが長く続けていくことで体質すら変えてしまうほどの大きな力があります。

花粉症対策に良い食べ物

ヨーグルト
玉ねぎ
青魚
レンコン
発酵食品
オリゴ糖

ヨーグルト

乳酸菌が鼻の粘膜を強化してくれると言います。

この乳酸菌が最も活性化するのは人肌より少し温かい37度。ですが酸味も出てしまうので、酸っぱくなって食べづらい方は蜂蜜を入れると良いです。

ヨーグルトで花粉症が良くなるには、毎日200gを食べ続ける必要があります。

 

玉ねぎ

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玉ねぎの成分であるケルセチンの強い抗酸化作用が鼻粘膜の炎症を抑える働きがあります。

なんと、いつも捨ててしまう茶色くなった玉ねぎの皮の部分に多くケルセチンが含まれているので、この皮を煮出した玉ねぎの皮茶を飲むと有効です。

 

家に玉ねぎがあるなら是非手作りしてみましょう!

玉ねぎの皮茶の作り方

・玉ねぎ3個分の茶色くなった皮を水で洗う
・鍋に500ccの水と皮を入れ火にかける
・沸騰したら弱火にして5分くらい煮込むとできあがり

 

青魚

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あじ、いさし、さばなどの青魚には言わずとも知れたEPA・DHAの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

青魚を食べると、ヒスタミンと同じようにアレルギーの症状を引き起こしてしまうロイコトリエンが生成されるのを防ぐことができます。

ロイコトリエンの元となる細胞膜の脂肪酸がEPAやDHAに変換されるので、抗アレルギー作用をもたらします。

 

レンコン

タンニンには止血や炎症を抑える効果があり、ビタミンCやレンコンの汁に含まれるムチンは粘膜を良い状態に保つ働きがあります。

レンコンの皮や、つなぎ目の節の部分に多く含まれているので、よく汚れを落として皮ごと食べるようにします。

 

発酵食品

味噌・醤油・納豆・漬物・キムチ・黒酢・チーズなど

発酵食品は乳酸菌が豊富に含まれているので善玉菌の栄養となり、腸内を整えることができます。

 

オリゴ糖

きな粉・バナナ・玉ねぎ・にんにくなどに含まれるオリゴ糖は乳酸菌の養分となるので、発酵食品と一緒に摂ると良いです。

他にも大豆・ハト麦・さつまいも・玄米ごぼうなどの食物繊維も善玉菌を増やすのに有効です。
逆に良くない食べ物は、動物性たんぱく質、つまりです。

花粉症に良いと言われる食材を探して、なぜその食材が良いのか調べていたところ、つまり腸内環境を整えるということに行きつきました。

花粉症というのは一つのアレルギー症状です。このアレルギー症状が出てしまうきっかけが、腸内が悪玉菌だらけで荒れてしまっていると腸壁に傷がつき、そこから本来は吸収されないはずの未消化のタンパク質が体内に入り込んでしまうことだと言われています。

この症状を「リーキーガット症候群」とも言います。

花粉症に良い食べ物は、腸に良い食べ物です。腸に良くない食べ物は花粉症にも良くないということになります。

消化に時間がかかる肉、大量の砂糖の入ったジュースやお菓子、生クリームがたっぷり入ったケーキ、トランス脂肪酸が入っているマーガリンなど、食べすぎてしまうと花粉症の症状がより強く出てしまうかもしれません。

食べるのをやめることはなかなか難しいですが、花粉症の症状を少しでも抑えたければ症状が出始める1ヶ月前くらいからは控えるようにしましょう。

 

花粉症対策の食べ物で肌荒れにも効果あり?

アレルギー症状が出てくると、肌のバリア機能も失われていくので刺激を受けやすく、肌荒れしやすい人が増えてきます。

花粉症が発症しやすい春は紫外線の量も増えているので余計に影響を受けやすいのでしょう。

紫外線対策や、スキンケアのお手入れはもちろん必要ですが、上記の花粉症対策で食べると良い食材には肌も守ってくれる効果が期待できます。

とくに発酵食品、オリゴ糖などの腸内を整える食べ物は肌の粘膜を丈夫にしてくれるので積極的に食べると良いですね。

つまり和食です!

一汁三菜を心がけ、肌もキレイにしてしまいましょう。

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毎日食べるのは大変!飲み物で簡単に花粉症対策がしたい

毎日飲んでいるお茶や水を変えることで効果があるなら続けやすいですね。

以下の飲み物を積極的に選んで飲み物からも花粉症対策をしてしまいましょう。

 

ペパーミントティー

中に含まれているミントポリフェノールに抗アレルギー作用が入っています。

この作用で目のかゆみや鼻詰まりを解消する働きが期待できます。

ペパーミントは生葉よりもドライの方が花粉症対策に良いので、ティーバッグになっているものならそのまま使えて便利です。

 

 

ルイボスティー

抗酸化作用があるフラボノイドが含まれています。

これは花粉症だけでなくぜんそくなどのアレルギー症状全般に効くと言われています。

カルシウムや鉄など栄養素も多く、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という酵素もあって活性酸素を除去してくれるのでストレスを緩和したり美肌効果も期待できます。

カフェインが入っていないので子供にも飲ませることができるのも嬉しいポイントです。

ルイボスティーのフラボノイドを抽出するには沸騰してから5分以上待って煮出す必要があります。

 

甜茶

だいぶ前から甜茶は花粉症に良いとされているので飲んでいる人も多いかもしれません。

タンニンの一つである甜茶ポリフェノールが免疫細胞に働きかけ、ヒスタミンの放出を減らしてくれます

気をつけたいのは、バラ科の甜茶が有効だということです。

他にもアカネ科、ユキノシタ科、ブナ科などありますが、これらには甜茶ポリフェノールが入っていません。

バラ科キイチゴ属の甜茶だけなので購入する際は気をつけましょう。

 

べにふうき緑茶

これも最近よく聞くようになりました。べにふうき緑茶は抗ヒスタミン作用のあるカテキンの含有量が多く、アレルギー症状に効果のあるメチル化カテキンが入っています。

しかしカテキンは緑茶の苦み成分であるタンニンなので、効果はあるけど苦い緑茶です。

また、カフェインも多いので飲み過ぎに気をつけましょう。

 

まとめ

本来の体質改善で言うならやはり食から変えていきたいところですが、自分の続けやすいやり方を見つけることが一番良いと思います。

砂糖を摂りすぎると花粉症を悪化させる原因になります。カフェインは1日10杯も飲んだらもちろん摂りすぎですが、1~2杯ならカフェインも抗アレルギー作用に有効です。

普段の食生活を見直して、花粉症予防になる食べ物や飲み物を積極的に摂り入れていきましょう!

 

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