インフルエンザの出席停止や家族の場合を再確認!守らない人もいる?

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今回は幼稚園・保育園に通う子供や、小学校~高校の学生がインフルエンザにかかってしまった時の出席停止日数を改めて確認してみましょう。

家族がかかっていても本人は発症してなければ行けるのか、休んだ方がよいのかどうかも気になります。

また、送り迎えが必要な幼稚園児などの母親がかかってしまった時はお迎えに行っても大丈夫なのでしょうか。

 

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インフルエンザにかかった時の出席停止日数の数え方

病院でインフルエンザと診断されると先生や看護師から出席停止について説明があるかと思います。

熱が出た日を1日目にカウントするのか、翌日から数えるのか分かりづらいですね。

この最初の日はカウントしません。発熱した初日は0日目だと考えます。

 

以前は発熱・発症してから5日間は出席停止で6日目から行けましたが、2012年4月から学校保健安全法の改正により、小学校以上は解熱して2日間を経過すること、未就学児は解熱して3日間を経過していることが付け加えられました。

 

幼稚園児が1日に発熱したとすると

・2日・3日・4日・5日・6日の5日間は少なくとも出席停止
・かつ解熱して3日間は出席停止

ということになります。

 

もし発熱してインフルエンザと診断された翌日2日に熱が下がった場合(すぐに下がることは珍しいですが)
3日・4日・5日の解熱後3日間を経過したとしても、6日までは出席停止なので一番早くて7日から登園可能になります。

 

また、発熱が長引き5日まで熱が出ていた場合は、
6日・7日・8日の解熱後3日間を経過し、9日から登園可能となります。

先ほど熱が出た日を0日と考えると良い、とお伝えしましたが、解熱した日はその日を1日とカウントします。ここがややこしいところですね。

これは熱が下がった状態で丸3日間は必要だと考えれば良いでしょう。

また、朝は熱が続いていたけど夜になって下がってきたという場合、1日の間に発熱と解熱があるので発熱している日と数えます。

ですので翌日から数えて3日間経過してから登園できるようになります。

 

学校保健安全法には

ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りでない。

とされていますので、例えば熱が1週間以上など通常のインフルエンザの症状よりも長く続いたような場合、他の原因で発熱が続いていたとも考えられるので医師の診断によっては解熱後3日間自宅待機をしないで登園して良いということもあります。

しかしこれは医療機関での判断なので、自己判断で早く登園して感染を広げてしまわないようにしてくださいね。

 

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インフルエンザに兄弟や母親など家族がかかってしまっても登園・登校して良いの?

本人がインフルエンザにかかっていなくて兄弟がかかっているという場合、学校保健安全法に特に表記はありません。

確かに、家族がかかっているといっても家庭内での過ごし方などそれぞれですからね。
一緒の部屋で過ごしているのか、インフルエンザになった家族とはしっかり隔離できているかでも感染するかどうかは違ってくると思います。

学校において予防すべき感染症の解説

 

うちの子供が通う幼稚園でも、兄弟がインフルエンザでかかってしまっても本人は登園して構いません。

また、送り迎えが必要な幼稚園ですが母親がインフルエンザだった場合については明確なルールがありません。

もし実際に母親がインフルエンザで発熱したら送り迎えなんて体力的にも無理ですし、何より他の子供たちにうつしてしまう可能性がありますから、常識的に言うと子供も自主的に休ませた方が良いかもしれませんね。

 

母親が送り迎えできなくても祖父母や父親が代わりに連れて行けるなら登園しても大丈夫です。

しかし、インフルエンザは発熱していない潜伏期間の1~2日でもウイルスが感染しますし、発熱してから3日は特にウイルスが多く飛んでしまいますから、家族から本人にウイルスがうつっている可能性はかなり高いでしょう。

 

子供の通う幼稚園では、先に兄や姉が通う小学校でインフルエンザが流行っていて、その兄弟から園児も発症しはじめて園児同士も感染しはじめました。
そしてクラスの半数以上がインフルエンザA型出席停止という大惨事になってしまいました。

 

インフルエンザの出席停止日数を守らない人もいる?

中には解熱してしまえば大丈夫だと思い込んでいたり、自己判断で登園・登校している人もいるようです。

親が少しでも早く仕事に行けるように、学校には子供がインフルエンザであることを隠して、熱が下がったらすぐに行かせたり・・・。

 

解熱後48時間はインフルエンザウイルスがまだ体内にいますので、くしゃみや咳、共有物に触れることによって他の子供を感染させてしまいます。

ですので、いくら休むことが厳しい職場でも絶対に出席停止日数を守らないのは辞めましょう。

あとからインフルエンザだったことがバレてしまったらご近所付き合いも悪くなってしまうかもしれません・・・。

 

インフルエンザの出席停止や家族の場合を再確認!守らない人もいる?のまとめ

親がインフルエンザになってしまった時は、規則ではないですが周りに感染させない意識を持って(送り迎えが必要だったりする場合は)自主的に子供を休ませるなどの対策も必要ですね。

兄弟が先にかかっているなら、本人はマスクをして登園・登校させる、できるだけ兄弟のそばに寄らせないようにするなど感染のリスクを防いでいきましょう。

 

本人がかかった場合は欠席扱いにはなりませんし、定められた出席停止日数は周りに迷惑をかけないように守ってくださいね。タミフルなどの抗インフルエンザ薬によって早く解熱しても、体内にウイルスは残っています。

 

子供が幼稚園や学校に行けない間は親も仕事を急に休まなくてはならなかったり、熱が下がって元気なのに3日間や2日間自宅待機なのは長く感じると思います。それでもこの時ばかりは無理に行かせず子供とゆっくり過ごす時間だと思って付き合っていきましょうね。

 

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