喪中で年賀状が届いたら寒中見舞いで返信は必要?文例やマナーを紹介

生活に役立つ情報

喪中にも関わらず、例年通りに年賀状が届いてしまうことってありますよね。

相手に喪中であることを伝えていなかったり、喪中はがきやメールで伝えたとしても時期が遅いと先方が早めに投函していると行き違いになることもあります。

そんな時には返事をする必要があるのか、返事をするなら失礼にならないマナーや文例があるか調べてみました!

 

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喪中なのに年賀状を送ってくるのは失礼な人?

喪中だと知っていて、あえて年賀状を送ってくるような人はいないと思いますが、すっかり忘れていたり、伝えたつもりが実は伝わっていなかったりと色々な場合があると思います。

また最近は、喪中でも年賀状は例年通りに送ってほしいという人も増えているのだそうです。

 

そんな要望に合わせて、喪中はがきを作る印刷会社のテンプレートにも、

年賀状は受け取らせていただきますのでお送りくだされば幸いです

皆さまの年賀状はいつものようにお待ちしております

などを追加して記載する方もいます。

949-1出典:http://yubin-nenga.jp/mochu_manners/

 

ですので、地域や故人との関係もあるでしょうが喪中だからと言って年賀状を絶対に受け取らないという訳でもないんですね。

こういう場合もあると、年賀状を送る側も誰に送って誰に送らないのか勘違いすることもありますから、受け取らないつもりなのに届いて「喪中と言ったのに何で送ってくるの!?」とプンプンせずに、それはそれで受け取ってあげて下さいね。

 

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喪中なのに年賀状が届いたら返事する?

さて本題に入りまして、返事をした方が良いのかどうかということについて進めていきましょう。

簡単な目安としては、事前に喪中はがきを送ったかどうかによって返事をする必要があるかどうかを見分けると良いです。

喪中はがきは正式には「年賀欠礼状」といい、不幸があったことを知らせるのではなく、不幸があったために新年を喜ぶ挨拶ができないことをお詫びするという意味のものであるため、更に返事をする必要がないという考えからです。

 

では喪中はがきを出しそびれてしまった場合についてですが、その際には返事をした方が良いですね。

相手はこちらが喪中であったことを知らなかったわけですから、年賀状が届いたお礼と喪中で出せなかったことをお詫びしましょう。

一般的には、この手紙は「寒中見舞い」として、松の内が明けた1月8日以降に出すようにします。

松の内は、この期間が過ぎると門松を片づけたりしてお正月がおしまいになります。関東では7日までとしているところがほとんどだそうですが、関西やそのほかの地域では10日だったり15日とする場所もあるそうなので確認してみて下さいね。送る相手ではなく、自分の地域のルールで良いと思います。

949-2.jpg

寒中見舞いの書き方や文例を紹介

寒中見舞いは年賀用のはがきや喪中はがきではなく、普通の官製はがきで送ります。

私製はがきでも構いませんが、弔事用切手は使いません。むしろ弔事用切手を使うと失礼だと思われますので普通の切手を使用しましょう。

しかし官製はがきを購入するとまっさらな紙になんて書けば良いのか悩んでしまいますね。

こちらでは可愛いイラスト入りを無料でダウンロードして使えるので手軽にオリジナル感を出すことができます。

さきちん絵葉書

 

 

こちらが喪中で寒中見舞いを送るときの文例集

●寒中お見舞い申し上げます
皆様にはお健やかに新年を迎えられたご様子、何よりと存じます。
私方、昨年○月に父○○が急逝いたしましたため、年末年始のご挨拶を遠慮させていただきました。
服喪中のご通知が遅れましたことをお詫び申し上げますとともに、本年も変わらぬお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。

 

●喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきました
旧年中に賜りましたご支援に深く感謝いたしますとともに
本年も変わらぬおつき合いの程よろしくお願い申し上げます

 

●寒中お見舞い申し上げます
寒さ厳しき折 お変わりございませんか
ご丁寧な年始のご挨拶をいただき誠にありがとうございました
おかげさまで私どもは元気に過ごしております
まだまだ寒さが続きますが くれぐれもご自愛ください
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます

 

●寒中お見舞い申し上げます
今年の寒さは格別と存じますがお変わりございませんでしょうか
おかげさまで当方は元気でやっております
どうか風邪などお召しになりませぬようご自愛のほどお祈り申し上げます

 

●当方、昨年○月 父○○(享年○歳)が他界いたしましたため、年頭のご挨拶を差し控えさせていただきました。

 

●私方、昨年○月に父○○が急逝いたしましたため、年末年始のご挨拶を遠慮させていただきました。

 

まとめ

本来は年賀状を出さなかったわけを伝えた方が相手も分かりやすいですが、新年から相手に気を使わせたくなかったり、不幸があった内容を詳しく伝えるのに抵抗があるなら、年賀状を頂いたお礼だけでも良いですね。

寒中見舞いを出せる期限は節分の前までとされているので、遅くても1月中には投函するように準備してください。

先延ばしにしていると面倒になって結局送らなかったりしてしまいます。

普通の官製はがきなら事前に何枚か買っても他の時に使うことができますし、送る予定ができたらすぐに作ってしまいましょう。

 

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